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不動産リテラシーを高めるお手伝い

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不動産売却サイトを日々運営して感じるのは、一般個人の不動産に関するリテラシーの低さが気になります。(リテラシーとは情報を見極め、使いこなすチカラのことです) 確かに、不動産を売買するなんてイベントは長い人生のうちに何度もある話じゃないし、学校でも習うこと無いし、知らないことがあっても仕方ないと言ってしまえばそれまでなんですけど。。。。それにしても、不動産取引の現場のプロの不動産会社と一般個人の不動産所有者の間の「情報格差」はかなり大きいです。
その情報格差を埋める為に不動産仲介という業が成立していると思うのですが、一般個人の大半は不動産会社に関しても知らないことが多く、営業店舗の敷居は高く、気軽には相談にでかけられないのです。売却の意思決定のギリギリまで訪問しないことが多いですね。換言すると、瀬戸際にならないと行かないという一般個人が行動パターンが問題なんですけどね。
一方で、不動産会社側の言い分を聞いてみると、専任媒介契約し取引成約までいかないと全く金(手数料が入る)にならない、他決(他社と契約され、そちらで売却が決まると)ボランティア作業になるからというビジネスモデル(本音)もあり、熟して落ちそうな果実(意思決定をしており駆け込み寺的に訪ずれたお客)狙いになりがちなんです。バブルが崩壊するまでは、駅前に店を構え、チラシ撒いていれば熟れた果実を食べれた経験(バブル)があるだけに、それでよしだったのかもしれません。また、バブル崩壊後に入った社員は頑張っても報われない世代で、やはり熟れた果実待ちになるのかもしれません。まあ、色んな捉え方があると思いますが、結論的には、「客の目線」とはかなりかけ離れたところで仕事をしている部分はあるんじゃないかと思います。勿論、例外もあると思います。地域密着でその街のコミュニティにとけ込んで気軽に近所の人が出入りしている不動産会社もあると思いますが、少数です。
自分も2度ほど父の不動産を売却しましたが、不動産会社の営業は常に「瀬戸際営業」でした。店に入るとまず、個人情報をシートに記入させられ、尋問(事情を根掘り葉掘り聞く)からはじまりました。これは会社が違っても大抵同じようです。それでも、一般個人は不動産会社にお願いしないと不動産取引ができないのが現実なんです。なぜなら、一般個人だから(ほとんどが初めての売却)、不動産関連の法務から税務、市場動向や不動産取引実務など広域かつ専門的な知識もないし、現場の情報もよく知らないし、取引には免許(宅建)が必要だし。だから不動産会社に全面的に頼るしかないというのが一般的な状況なんです。
インターネットが生活に浸透しネットから多くの情報や知識も入手できるようになりました。実際に不動産会社の店舗の敷居をまたぐ前に、大体の売出価格や路線価や公示地価もネットで簡単にみれるし、不動産取引の流れや注意点も情報収集できます。また、不動産会社の経営状況や営業状況を自宅のパソコンから覗けるようになってきましたから、不動産会社サイドも従来のビジネススタイルでは通用しなくなる危機感は持ち始めてきました。
不動産会社も熟れた果実かどうか選ぶという以前に、一般のお客様に選ばれなくなりつつあるということです。例えば、当社が運営している一括査定サイトを経由すれば、これまでとはポジションが逆転し、一般個人が不動産会社を選ぶという流れになります。
一斉に複数の会社に無料査定を依頼し、競争原理の働いた状況ができ、その査定プロセスの中で複数会社の提案を一般個人のお客さんが比較して選ぶという流れです。
(まだまだ、一般には浸透していないのが現実ですが、、^_^;。。)
不動産会社との情報格差をネット経由で埋めていくというのは今後もどんどん浸透していくと思います。情報格差を埋まっていくのは、ある意味、時間との戦いだと思います。
ただ、一般個人の方も情報を収集して自分の脳で肌で感じて、吟味する意識を高めないといけないのも事実です。本業にも関わらず勉強不足な営業マンくらいはあっさりと見極めれるチカラくらいは準備してから、取引を開始してもらいたいとも思います。
不動産のサイトを運営していると、サイト利用のお客様から「不動産を売却したいんだけど、不動産会社はどれがいい?大きいの?小さいの?」とか質問されることもあるのですが、「大小の問題はさておき、不動産会社に自分の耳や目で聞くことだと思います。」と回答しています。
判断材料は、自分で、時間をかけて、自分が納得するまで情報収集するというプロセスがとても重要なのです。自分の大切な不動産を取引するのだから。。。

出典:不動産売却リテラシー特集サイト

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