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不動産売却一括査定サイトの本質を考える

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今日は、不動産売却のための一括査定サイトの本質について考えてみたいと思います。

結果は不動産会社の選び方で決まる

不動産を売る人にとって、少しでも高く売却したいという心理が働くのは当然です。 しかし、不動産取引の知識も経験もほとんどない一般個人が自力で売却できるものではありません。ということで不動産取引のプロである不動産会社に売買の仲介を依頼するわけなのですが、その際にどの不動産会社に依頼するかで結果が大きく変わってきます。

[ 私の失敗談  ] なかなか売れず2度も値下げを、、

筆者の経験談ですが、父の他界に伴い不動産を相続し、2物件ほど売却しました。その時は、一括査定サイトも知らず、結果として、知り合いに紹介してもらった不動産会社に依頼しました。 しかし、なかなか売れず、買主が見つかるまでに5ヶ月ほどかかりました。売出価格も2度も下げて、結果的に当初の査定額から15%(2百万円以上)値下げして売ることとになりました。

不動産会社と媒介契約を結ぶ際には「この価格でも十分、売れる」と言われ、専任の媒介契約を結びました。でも、結果は15%以上下げるという結果です。「もっと他の大手の不動産会社に頼んでいたら高く売れたんじゃないかな?」とか、「なんか納得いかない結果だったなぁ」とか、後悔したことを未だに覚えています。

私は東京在住で、物件は関西だったので、簡単な査定書と売却プランのようなものを提案してもらっただけで安易に1社に決めたのが失敗の原因だったかと反省しても後の祭りですね。父親が人生かけて手に入れた物件なのに、とか考えると亡くなった父に申し訳ないという気持ちは一生消えないですね。

<鉄則1> 複数の不動産会社を比較して頼りになる会社を選ぶ

不動産の売却は、専門的な知識や経験のあるプロ(不動産会社)に頼らざるをえないものだと思います。だからこそ、不動産会社を決めるには、最低でも3社、できれば数社を選び、不動産査定を依頼してみて、客観的な目でその査定額と算出根拠、売却のプランなどを比較して自分にもっとも適したものを選びたいものです。自分自身が納得して不動産会社を選ぶことが肝要です。紹介や知り合いに不動産会社があり、、、という場合でも比較することをお勧めします。

不動産会社の比較に、一括査定サービスは合理的なツール

不動産の一括査定サービスは、比較できる不動産会社を探すには、とても合理的なツール(方法)だと思います。

不動産会社とは適当な距離を保ちつつ、自分(売主)主導で色々と情報収集できます。依頼を受ける側の不動産会社も査定を同時依頼されていることが分かっているので競争に勝たないと!と思いがあるので、各社ともに積極的に工夫して提案してもらえます。

<鉄則2> 上手に一括査定サービスの利用して

一括査定の最大のメリットは、わざわざ不動産会社に出向くことなく、自宅からネットで不動産会社を選んで、まとめて査定依頼を出せることですね。

実際に不動産会社に直接訪問して査定を依頼するには想像以上に労力がかかり、1、2社訪問して話を聞くだけで結構疲れます。なぜなら、まだ、売却検討はじめたばかりで最終的な意思決定できるほど決まってない、市場価格もよくわからない、専門的な用語もわからないなど、売却も初心者で知識や判断材料も不十分な自分が、専門知識や様々な不動産取引をみているプロの営業マンと話し、契約を迫られるわけですから、疲れるのは当然です。

まず簡易査定で査定内容を比較、注意するのは算出根拠

不動産はその立地条件、物件状態、使用状況等、個々に異なり、全く同じ条件で売れるというものではありません。「高く売却したい」、高いの基準(定義)も売主様によってまちまちだったりもします。自分が買った値よりとか、近隣の類似物件と同等かそれ以上で売りたいとか、かなり曖昧なケースが多いですね。

まず、「簡易査定を依頼する」ところからですね。

簡易査定段階でのポイントは「査定額の高低じゃなく、査定根拠やその客観性」です。さらにいうと「担当する営業マンの能力と人間性」を比較し、自分が納得出来る説明ができる担当者かどうか見極めたいですね。

不動産会社が行う簡易査定は、過去の類似物件の事例や路線価や基準地価など不動産データをもとに売れるであろう「概算金額」を提示します。この金額で売れるという保証はありません。あくまでも売却の判断基準となる情報提供とともに、「販売活動のお手伝いを」を専任で契約したいという視点で提示しているものです。

不動産の査定はその算出根拠(正確さ)がもっとも重要です。 まず、成約できそうな想定価格(現実的な額)の提示と、それを基準に売れる価格の上限額と下限額の3点セットを提示してもらうのが基本と考えてください。数社の査定価格を比較してみるとなんとなく売れそうな価格がわかってくると思います。

自分のペースで冷静に判断する有効な手段

一括査定は、不動産会社の査定や売却プランを冷静に自分のペースで、客観的かつ相対的に比較して、売却の判断をするためには非常に有効な手段だと思います。

市場で売り出し価格を決めるのは、売主さんのご本人です。 それだけに、複数の不動産会社の情報(実績、担当営業マンの能力、提案内容、査定額の算出根拠)をしっかりと比較分析して、納得のいく、契約する不動産会社を選ぶようにしたいものです。

さらに一括査定を利用することで、不動産会社側も競合各社も同時に提案していることも承知であり、選んでもらえるように競争心理も働き、売主にとってより魅力的な提案をしてくるという作用も期待できます。

一括査定サービスも玉石混淆

ここ3年くらいで一括査定サービスも新規参入が急増しました。一人の売主様の査定依頼情報を複数の不動産会社に転送するというシンプルな仕組みだけに参入障壁は低いと考えて一括サービスを開始する企業が増えています。

一括査定サービスで重要なことは経験や不動産取引能力レベルが高い不動産会社を売主様に紹介することなのですが、新規参入の一括査定サービスの多くは、事前に査定担当する不動産会社を選ぶことなくサイトに掲載し、単純に自社の売上のために査定情報を転送するだけ運営の一括査定も多く出てきています。酷いケースでは過去に業法に違反した企業や、実店舗もない不動産会社や個人情報管理(プライバシーポリシー)もない会社なども関係なく掲載している場合もあります。

大手の一括査定サービスでも、長年の実績と高い信頼性のある大手不動産会社と名前も聞いたことがない(実績も少なく不動産取引の交渉実務能力も低い)不動産会社を同列で掲載しているサービスが増えています。気がつかず、レベルの低い不動産会社に査定を依頼することないように留意してください。

一般個人の売主様に責任をもってお勧めできる不動産会社を厳選した上で掲載しサービス提供している一括査定サービスを選ぶことも重要です。一括査定サービスで査定を出される前にしっかり情報をチェックしてください。そもそも個人情報を入れないと査定担当する不動産会社を表示しない仕組みを作ってる段階で売主の目線ではないと思うのは筆者だけではないと思いますが。

当社の一括査定サービス(不動産価格.net)は開設して9年目になります。国内仲介最大手の三井不動産リアルティ、住友不動産販売、東急リバブルをはじめ、信頼性を重視する信託系不動産会社の最大手の三菱UFJ不動産販売、みずほ不動産販売など、財閥系の大手が加盟しております。事前審査にて当社基準を満たす企業のみを厳選しているので掲載企業数は限られております。売主様からも、不動産会社からも高い反響をいただいております。昨年度は年間15000件を超える査定依頼がありました。一人でも多くのお客様が、安心して利用でき、後悔のない不動産売却できることを応援していきたいと思って日々運用しております。

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